新人戦県大会団体6位。強さの源は「卓球が好き」、多くの部員が練習開始前から自主的に打ち始める。「目標に向かって決めた事をやり切れる」チームで、目標は高く、全中出場!

静岡市立西奈中学校 男子卓球部
昨夏の中体連団体戦は市内6位で県大会に進めなかった西奈中男子卓球部が、10月の静岡市民大会優勝、新人戦は中部4位で県大会に進み県6位と躍進した。真剣に練習に取り組む姿は実に生き生きとしていた。
2年生全員が日替わりで部長に。部員主体で重ねる努力と工夫。
部員23人中、経験者は4人のみ。練習は平日週3日と土曜日の3時間、平日は30分しかできない日もある。面白いのは、2年生15人が日替わりで部長を務め、その日の練習メニューを考え進めるところだ。卓球指導歴32年で顧問3年目の牧田先生は「卓球を好きになってほしいのが一番」と部員自ら工夫する姿を温かく見守り、足の運び方などの基礎を指導する。土曜日は外部コーチ2名を招き更に技術を磨き、多くの部員が練習開始の40分前から自主的に集まり打ち始めるという。みんな卓球が大好きなのだ。
オンとオフのメリハリを大事に。やる時はやる、有言実行チーム。
「目標に向かって決めた事をやり切れるチーム」という坂井主将は中学から卓球を始め、市民大会決勝では奥塩君とのダブルスで接戦を制し優勝に貢献した。「メリハリがあって、練習も試合も楽しい」という村田君は市民大会個人戦優勝の絶対的エース。2番手の川口君は「部員数が多く、色々な人と打ち合えて対応力がつく」とサウスポーに磨きをかける。女子部がなく、10台ある卓球台をフルに使えるのも強みだ。タイプの異なる主力3人が互いを補いチームの一体感を育む。目標は高い方が楽しいと、全中出場を目指す。

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