静岡県立静岡商業高等学校

県No1投手と伝統の守備力。
強い結束力と責任感で優勝を。

プロ注目の左腕、髙田投手を有し、伝統の固い守備から流れをつくる試合運びで、秋は県内公立校で唯一、東海大会に進んだ静商。今年の夏は、13年振りの甲子園、監督とエース親子鷹での出場に期待が高まっていた。甲子園の夢は消えたが、静商に代々根付く「闘魂」、気持ちを前面に出し、野球に向き合う姿勢は崩さない。実戦に即した練習にも力が入る。主将對馬を中心に、強い結束力で最後の大会に挑む。「春以降は辛いことの連続だったが、そんな時も自分達で決めたチーム目標〝責任感”を忘れずに、応援してくれる多くの方々に、精一杯の責任を果たす」と髙田監督。静高、加藤学園ら強豪との対戦が楽しみだ。

監督/髙田 晋松 部員/66名(3年20人・2年19人・1年22人・マネージャー5人)
創部年/1928年 キャプテン/對馬 勇斗


キャプテン
對馬 勇斗
捕手

共に乗り越えた仲間が
一番の宝物!

僕らは、相手の特徴を見抜き、状況判断できるチームを目指してきました。練習試合ですが、東海大相模に勝った時は本当に嬉しかったです。自分も応援を力に変えて、いい投球ができました。親元を離れ静岡へ来て、監督や周りの方の指導のお陰で、野球だけでなく、人への気配りも学びました。最後は一試合でも多く試合をして、応援してくれる人達を感動させる野球をしたいと思います。


目指すは県高校最速153km。
将来は日本を代表する左腕に。

静岡県立静岡商業高等学校
髙田 琢登 投手
清水区出身。小4から野球を始め、清水二中学時代は蒲原シニアに所属。中3夏には139キロを記録し、シニア日本代表に。静商では、1年夏から登板し、2年秋には148キロを計測。プロが注目する本格派左腕。178cm、75kg、左投げ左打ち。


野球を始めたきっかけは?

「小3までサッカーをやっていましたが、祖父も父も野球経験者で、父は高校監督の野球一家。いつかは野球をと思っていました」

小学校の時の思い出は?

「所属していた船越リトルでピッチャーをやっていて、県大会進出を決める試合で勝てた時は嬉しかったです。県ベスト16止まりでしたが」

中学生時代の思い出は?

「レベルの高い野球をやりたくて蒲原シニアに行きましたが、自分たちの代は、何度もあと1勝というところで全国を逃し、悔しい思いをしました」

静岡商業を選んだ理由は?

「県内なら静商と決めていました。県外と悩みましたが、地元なら家族も応援に来れるし、親子で甲子園というのは滅多にない事なので、それも大きかったです」

静商野球部で良かったことは?

「苦しいこともありましたが、笑顔で楽しく野球できたことです」

最後の夏に向けての目標は?

「まずは、チームで優勝することです。そのためには、秋に負けた加藤学園、静高を倒さなければなりません。個人では、静岡県の高校生歴代最速記録の152キロを超えることが、この夏の目標です」

将来の夢、目標は?

「高校からプロを目指します。将来は、球速はもちろん、低めの制球力、ボールの伸び、変化球のキレのある、今永投手(横浜DeNA)のような、日本を代表する左腕になりたいです」

2022年度 静岡商業高校
2021年度 静岡商業高校
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