【中体連2023】ソフトテニスは6月24日(土)に男子団体戦、25日(日)に女子団体戦を行い、翌週7月1日(土)2日(日)に個人戦が行われた。

男子団体は大里が連覇。女子は安東が念願の優勝。

6月24日(土)に男子、25日(日)に女子の団体戦が草薙総合運動場にて行われ、中体連県大会に進む男女各5チームが決定した。

暑さに負けない熱い応援を背に、最後まで諦めない選手たち。

20チーム参加の男子団体は、予選上位3位の全15チームが決勝トーナメントへ。近年は常に上位を争う大里、清水二、観山が順当に準決勝へ進み、県大会出場を決めた。予選1位同士の戦いとなった長田南対東豊田は、長田南が接戦を制しベスト4。昨年5位決定戦で敗れた相手に雪辱を果たした。決勝は昨年全中ベスト8の大里に総合力の高い清水二が挑んだ。同時進行の2試合共に拮抗した展開となったが、翌週の個人戦で1位の長澤・鈴木ペア、3位の福田・前浦ペアの大里が勝利。全国強豪校との熱戦を経験した選手たちは、勝ち切る強さがあった。大里の前浦主将は「昨年はなかった応援があり力になった。県、東海も連覇し、全国に行って先輩を越えたい」と力強く語った。残り1枠を争う5位決定戦は、予選2位の静岡東が東豊田、清水六との接戦を制し、県大会進出を決めた。

女子団体は31チームが県大会進出の5枠を争った。決勝トーナメントに進んだ16チームからベスト4に勝ち上がったのは、安東、静岡南、東豊田、高松。昨年決勝と同じ顔合わせになった準決勝は、近年力をつけている安東が常勝静岡南を圧倒した。昨年の安東のような快進撃を見せたのが高松だ。予選2位から勝ち上がり、準決勝で東豊田に勝ち安東が待つ決勝へ。安定した強さを誇る安東は決勝で高松の勢いを止め、念願の優勝カップを手にした。安東の宮主将は「後輩や仲間が大声で応援してくれて、ミスしても笑顔で戦えた。県大会ではまだ一度も勝てていないので、まずは一勝を目指します」と笑顔で答えた。5位決定戦は、準々決勝で敗退し涙した長田西が意地を見せ、最後の1枠を勝ち取った。2日間を通して、暑いコート上を最後まで諦めずにボールに食らいつく選手たちの姿が印象的だった。

●大会結果
<男子団体戦>
優 勝 大里中
準優勝 清水二中
第3位 観山中
第4位 長田南中
第5位 静岡東中

<女子団体戦>
優 勝 安東中
準優勝 高松中
第3位 静岡南中
第4位 東豊田中
第5位 長田西中



《 pick up gallery 》

6月24日(土)
男子団体戦

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6月25日(日)
女子団体戦

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