【中体連2021】卓球

女子団体優勝は清水六。男子は東豊田が優勝。

中央体育館で4日間に渡り行われた男女卓球の団体戦と個人戦。団体戦は男子5校、女子4校、個人戦は男子19名、女子17名が県大会進出を決めた。

ダブルスを制した清水六が安東に団体初勝利の歓喜V。

6月20日に行われた女子団体戦。27校が予選リーグを戦い上位16校が決勝トーナメントに進んだ。ダブルス1、シングルス4、3つ先勝の戦いを制し県大会進出を決めた4校は、新人戦優勝の清水六、県常連の安東、静岡南、今年伸び盛りの中島。実力が拮抗し、どこも優勝候補の激戦を制したのは清水六だった。5月の大会で敗戦した南との準決勝は、南のエース小田さんに2年生の高井さんが5ゲームのデュースまで粘って勝利。3年生の良知&堀ペアがダブルスを制し、3‒1でリベンジした。決勝は、岡村&仲地ペアの勝利で勢いのある中島を下した安東との一戦。今まで一度も勝てていない相手だ。同時進行で始まった試合は、高井さんが3‒0で1勝。安東のエース柴田さんが取り返し1‒1。清水六は、翌週の個人戦3位と健闘した高橋さんが勝利し、優勝まであと1つ。ダブルスは良知&堀ペアが第1ゲームを落とすも、落ち着いていた。2ゲーム目を取り返すと3ゲーム目の接戦を制し、その勢いのまま4ゲーム目も連取し勝利。安東に初勝利と優勝を手にし、清水六の選手たちは歓喜した。「子どもたちの頑張る姿をずっと見てきたので、最後の最後に勝てて本当に嬉しい」と顧問の市川先生。県大会で4位以内に入り、東海大会での一勝を目指す。

【中体連2021】女子団体ギャラリー

27日の個人戦決勝は、なんと1年生同士の戦いとなった。清水飯田の日下部さんが、ジュニア日本代表の牧野さん(清水五)との接戦を制し、見事優勝。県大会でもこの二人が上位を争うだろう。

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男子団体は波乱の展開。決勝は互いに譲らぬ好試合。

6月19日開催の男子団体戦は実力伯仲。4月から団体戦にダブルスが組み込まれたこともあり、番狂わせも起きた。昨年から大会連勝中の優勝候補静岡南が、東豊田に準々決勝で敗退。予選リーグ2位の清水飯田と城山が、1位通過の大里、西奈を破り、準決勝へ進んだ。ベスト4のもう一校は安定した力を見せた静岡東。準決勝は、東豊田が飯田に、東が城山に勝利し、決勝の東豊田対東は、白熱した好試合となった。東豊田が第1、2試合をそれぞれ3‒1で取るも、東がダブルスと第4試合で相手を0に抑え2‒2、勝負は第5試合にもつれ込んだ。第5試合は東豊田の佐藤君と東の重山君が対戦。序盤は2‒1とリードされるも佐藤君が第4ゲームで追いつき、勝負は最終ゲームへ。どちらも譲らぬシーソーゲームは、デュースまでもつれ込む。互いに死力を尽くした最後は、勝負強さを見せた佐藤君が15‒13で第5ゲームを取り、3‒2で東豊田が優勝を決めた。「5月の大会は9位だったので、ここまで成長してくれたことは驚きだし、とても嬉しい」と顧問の小吹先生。キャプテンの村松君は「県大会は静岡市の代表として、出られなかった人の思いも背負って頑張ってくる」と胸を張った。県大会進出の残り1枠を手にしたのは西奈。激戦となった5位決定戦を、3‒2で静岡南に勝利し、県への切符を手中にした。

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26日に行われた個人戦は、第一シードの和田君(竜爪)が順当に勝ち進み、決勝で中島の武岡君を下し、静岡市の男子個人361人の頂点に輝いた。

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